2月の旬菜情報
放送日 | 品目 | 団体名 | 更新 |
2/28 | 日向夏 |
JA宮崎経済連 |
更新済 |
2/21 | 長芋 | JA全農あおもり | 更新済 |
2/14 | せとか | 西宇和農業協同組合 | 更新済 |
2/7 | 紅まさり | JAなめがたしおさい甘藷部会連絡会 | 更新済 |
2/28 JA宮崎経済連 日向夏
商品名と品種名 |
日向夏 |
産地について |
JA宮崎中央は、宮崎県の中央に位置する宮崎市、国富町の2市町からなる日向夏栽培が盛んな地域です。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
今から約200年前にJA宮崎中央管内の宮崎市曽井の真方安太郎さんの宅地で偶然発見された果物です。その後、明治20年に『日向夏』と命名され、昭和53年頃から本格的な出荷が始まりました。 |
生産方法の特色味の特色 |
食べ方に特徴があり、まず外皮(黄色い所のみ)をリンゴの皮を剥く要領で剥いていきます。外皮を剥いたら、果実の中心に種があるので中心を避けるようにそぎ切りします。外皮の下の白皮と一緒に食べることで爽やかな香りと甘み・酸味が一気に口の中に広がります。 |
今年のでき具合 |
着果・玉太りもよく、作柄良好です。味については、甘みと酸味のバランスが良く美味しく仕上がっています。出荷期間は、12月~4月。出荷のピークは、2月~3月いっぱいです。 |
安心安全について |
栽培履歴の管理や残留農薬検査を行い、安全・安心な日向夏の出荷に努めています。 |
産地の気候や環境 |
全国トップクラスの日照量。九州の真ん中を南北に走る九州産地が、冬の冷たく湿った西風をさえぎるため、宮崎平野部ではほどんど雪が降らず、温暖な気候に恵まれています。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
日向夏は自家受粉しない為、花が咲いたら手作業で一つ一つに花粉をかけていきます。また、3月から市場に出回る露地日向夏は寒害や傷を防ぐため、夏の時期に果実一つ一つに袋をかけて、より良い物を出荷できるように努めています。 |
栄養と効能 |
ビタミンCが多く、白皮には食物繊維が豊富に含まれています。また、最近の研究では白皮に含まれる成分が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)に効果があるとも言われています。 |
良い物の見分け方 |
外の皮に光沢と張りがあり、全体的に鮮やかな黄色になっているもの。持った時にずっしりと重みがあるものが良いです。 |
購入後の保存方法 |
外の皮に光沢と張りがあり、全体的に鮮やかな黄色になっているもの。持った時にずっしりと重みがあるものが良いです。 |
産地のホームページ |
JA宮崎中央会 公式ページhttps://chuokai.ja-miyazaki.jp/ |
情報提供/出演者 |
JA宮崎中央 日向夏みかん部会 |
2/21 十和田おいらせ 長芋
商品名と品種名 |
十和田おいらせミネラル野菜(TOM-VEGE)ながいも/園試系6号 |
産地について |
青森県の東部に位置し、主要都市の青森市には北へ60km、八戸市へは東へ30km、空の玄関口である三沢空港まで20km、他にも新幹線駅(七戸十和田)があります。西方に八甲田連峰がそびえ、十和田湖からの奥入瀬川が管内を流れる自然豊かな環境をもち、農業を中心とした開けた都市です。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
野菜の栄養成分、特に機能性(鉄・銅・亜鉛・マンガン)成分(ミネラル)が不足しているから野菜が美味しくない。「土が健康であれば、野菜も健康でおいしい」という中嶋農法への出会いがきっかけです。その農法は精密な土壌診断によって過剰施肥を控え、不足がちな成分(ミネラル)を適正に補給することがポイントである。平成10年、JAで高性能の土壌分析・診断システムを導入。平成12年から、『十和田おいらせミネラル野菜』をブランド化し有利販売に取り組んでいます。 |
生産方法の特色味の特色 |
①作付前に、必ず畑ごとに土壌診断を実施し、農家は、その処方箋に基づき適正量の肥料を散布します。②平成14年から栽培方法を改め、小さい種芋に芽がついた状態で5月上旬から中旬と早めに植える栽培方法を取り入れました。③その結果、従来の栽培期間は110日でしたが、早く植えることにより140日と30日長く栽培によって品質、収量が格段に良くなりました。④収穫にあたっては茎葉が枯れあがり、養分が完全に芋移行してから収穫。その結果、甘みが増し粘りが強い「ながいも」に仕上がっています。 |
今年のでき具合 |
生育前半の高温乾燥や局所的大雨など1年を通して厳しい天候でしたが、それに耐えて秋には紅葉がきれいに仕上がりました。そのことは茎葉の養分がながいもの芋の部分に十分な栄養素として転流されたので、とても美味しい「ながいも」になりました。太くて大きいりっぱな「ながいも」に仕上がっています。 |
安心安全について |
生産現場の危機管理の整理・認識(GAP)し、トレーサビリティやポジティブリスト制度の徹底に努め、安心・安全な産地づくりに取り組んでいる。また、平成24年4月1日より放射能暫定基準値の改訂に伴い、EMF211型放射能検査測定機を導入。出荷前の自主検査を実施し、その安全性を確認したうえで消費地に届ける体制を整えている。 |
産地の気候や環境 |
年間平均気温9.7℃、降水量1,100mmで、冬は晴天の日が多く積雪も少なめです。6月~7月にかけては、オホーツク海高気圧による偏東風(通称ヤマセ)が吹くことが多く、平常より5~6℃も低温が続き、農作物が大きな被害を受けることもあります。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
①畑の土壌診断を実施し、土づくりを徹底すること②優良種子の更新による、品質・収量の向上 ③生育に合わせた肥培管理④葉や茎が枯れあがり、アクが出ないことを確認してから収穫する(長いもを完熟させる!) |
栄養と効能 |
ながいもは亜鉛、カリウム、鉄などのミネラル成分やビタミンB群、ビタミンCのほか食物繊維など豊富な栄養成分を含んでいます。そのほかでんぷん分解酵素のアミラーゼ、ジアスターゼなどの働きにより消化を促進させる働きも持っています。 また、レジスタントスターチは炭水化物の一種ですが、ほとんど消化されずに大腸まで届き、食物繊維と同様の働きをします。どちらも腸内をくまなく移動して消化吸収をゆるやかにしてくれるので、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。 |
良い物の見分け方 |
①皮が肌色に近くツヤがあるもの。ズッシリと重みを感じるもの。②切った断面がみずみずしく白く、キメ細かいものを選ぶ。 |
購入後の保存方法 |
①皮が肌色に近くツヤがあるもの。ズッシリと重みを感じるもの。②切った断面がみずみずしく白く、キメ細かいものを選ぶ。 大量に購入した場合は、温度が低い冷暗所で保管してください。 |
産地のホームページ |
JA十和田おいらせ公式ページ https://www.jatowada-o.or.jp/ |
情報提供/出演者 |
JA十和田おいらせ リモート JA十和田おいらせ野菜振興会 ながいも専門部会 副部会長 竹島 大志(たけしま ひろし)さん |
2/14放映 西宇和農業協同組合 せとか
商品名と品種名 |
せとか/せとか |
産地について |
JAにしうわ管内は、愛媛県の西南部に位置し、九州に突出した45kmの長さを有する日本一の佐田岬半島とその基部の八幡浜市、伊方町、西予市三瓶町の2市1町からなります。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
西宇和の柑橘栽培がスタートしたのは、明治28年。現在のみかん農家の先代や先々代の方々が山を耕し、そこから出る石を積上げて段々畑を作っていきました。日照量が多く、水はけのよいことがみかん栽培を盛んにしています。みかんづくりは、大戦時に食糧増産のため、さつまいもを作った一時を除き、ずっと続いています。 |
生産方法の特色味の特色 |
太陽の光、海から反射する太陽光、段々畑の石垣から反射する太陽光で「3つの太陽」。西宇和の石垣作りの段々畑は、海辺の道沿いから始まり、「耕して天に至る」といわれるように、急斜面で山まで続きます。「3つの太陽」をたっぷりと浴び、水はけのよい段々畑で育つため、西宇和のせとかはジューシーで甘く、オレンジのような濃厚な味が楽しめます。じょうのうも薄く、柔らかで口の中に残りません。 |
今年のでき具合 |
味は糖度が例年よりも高いので食味は最高の仕上がりになっている。外観もキズが少なく綺麗な果実に仕上がっている。 |
安心安全について |
昔ながらの栽培技術を重視し、畑からの恵み、海からの恵みを中心に配合した肥料を施用しています。病害虫防除は、登録農薬を安全使用基準のもとで散布。すべての病害虫を駆除することより、いかに少ない防除で安全・安心で高品質な果実を生産することを重点とする取組を行っている。 |
産地の気候や環境 |
地形は起伏の多い傾斜地が連なり、平野部は極めて少ない。土質は結晶片岩を母岩とする壌土・砂壌土が大部分を占めるほか、一部に秩父古成層・蛇紋岩・石灰岩の層もみられる。日照量が多く、年間の平均気温は17.3℃・年間降水量1,540mmとかんきつ栽培には適した環境になっている。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
肌が薄く、雨や寒さに弱い品種なため、大変気を使って栽培する必要がある。 |
栄養と効能 |
ビタミンCの他、βクリプトキサンチン、ビタミンAやB1を豊富に含まれている。 また、皮が薄く房ごと食べられるので食物繊維もとることができる。 |
良い物の見分け方 |
また、皮が薄く房ごと食べられるので食物繊維もとることができる。 |
購入後の保存方法 |
風通しの良い冷暗所に置く。冷蔵庫に入れる場合はラップに包むか袋に入れて保存する方が良い。 |
産地のホームページ |
西宇和農業協同組合の公式ページ http://www.ja-nishiuwa.jp/ |
情報提供/出演者 |
西宇和農業協同組合 森 州平さん 荒木 幸平さん |
2/7放映 JAなめがた 紅まさり
商品名と品種名 |
紅まさり/べにまさり |
産地について |
天皇杯を受賞し、『農業トップランナー』として様々なことに挑戦している産地です。 近年では、『冷凍焼き芋』や『かりんとう』などを6次化商品も、販売しています。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
焼き芋の味について、とことん追求し研究を重ねてきました。 『紅まさり』は貯蔵すろことでデンプンが糖化し、甘くしっとりするので年明け焼き芋に適した。 |
生産方法の特色味の特色 |
さわやかな甘さの『ブドウ糖』果実に含まれる甘さの『果糖』が多く含まれ、上品な甘さが特徴 365日いつ食べてもしっとり甘い焼き芋を提供するため、3品種のリレー出荷をしています |
今年のでき具合 |
秋に収穫したものキュアリング処理し、倉庫で貯蔵しているのでメッチャ美味しい焼き芋となっています。 ほどよい甘さに風味豊かな味わいで、芋好きには、たまらない逸品となっておりますので、是非ご賞味下さい |
安心安全について |
栽培履歴を記帳してGAPに取組み、栽培講習会や勉強会を定期的に開催して生産者の意思疎通を図っています。 有機物施用による環境にやさしい栽培を心がけています。 |
産地の気候や環境 |
茨城県の南東部に位置し、霞ヶ浦と北浦の2つの湖に挟まれ比較的温暖な気候が特徴です。 赤ノッポ土壌の傾斜畑は”行方台地”と呼ばれ、水はけがよく甘藷栽培に適しています。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
” 土地をえらび 技をみがき 心でつくる ” をモットーに甘藷栽培に励んでます。 ~ 365日、いつ食べても美味しい焼き芋を届けるために ~ |
栄養と効能 |
焼き芋300gには食物繊維量10.5g含まれ、1本で1日の目標摂取量の約半分に相当します。 食物繊維は、腸内の有害物質やコレステロールなどの排出を助けたり、便通を良くしたりする働きがあります。 |
良い物の見分け方 |
色沢が良好なものを選んでください。 |
購入後の保存方法 |
寒さ・乾燥に弱いので、新聞紙で包みダンボールに入れて、10℃以下にならないように保温管理することが、長持ちさせるポイントです。 |
産地のホームページ |
JAなめがたしおさい公式ページ https://ja-ns.or.jp/ |
情報提供/出演者 |
JAなめがたしおさい甘藷部会連絡会 |
商品名と品種名 |
産地について |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
生産方法の特色味の特色 |
今年のでき具合 |
安心安全について |
産地の気候や環境 |
生産する際のこだわり・心がけ |
栄養と効能 |
良い物の見分け方 |
購入後の保存方法 |
産地のホームページ |
情報提供/出演者 |